Apache2.0インストールの基本です。

Apacheサイトから適当なものをダウンロード。
http://httpd.apache.org

解凍後のコンパイル

configureコマンドでコンフィギュレーションする。この際、インストール先のパスをprefixで指定する。ここでは、/usr/local/apache2.0.55とする。

./configure --prefix=/usr/local/apache2.0.55

configureはいろいろあるので、自分にあった環境にするが、基本はこれでいいのでは・・・?

makeコマンドでコンパイル

make

makeコマンドでインストール(インストールするときには、root権限が必要)

make install



httpd.confファイルの修正

httpd.confファイルをエディタで開く。

290行目あたりにある、ServerNameの項目を次のように修正する。

ServerName localhost(ホスト名を入れる。)

注意:先頭の#記号を取ること。

保存して終了。

httpd.confファイルに誤りがないか、確認してみる。

/usr/local/apache2.0.55/bin/apachrctl configtest

Syntax OK と表示すれば文法上の誤りはない。

DocumentRootの設定も行う。
基本は、Apache2の中のhtdocsになっているが、自分が利用したいフォルダの場所を書けばよい。

起動
usr/local/apache2/bin/apachectl start

無事起動できたら、ブラウザで確認すること。
DocumentRootを変更した場合は、アクセス権限とユーザーも変更すること。


次は、PHPの前にMySQLをインストールする。

MySQLの公式サイトからtarballソースを/usr/local/srcへダウンロードする。

グループとユーザーを追加。
#groupadd mysql
#adduser -g mysql mysql

# tar xvfz mysql-5.0.16.tar.gz
# cd mysql-5.0.16
# ./configure --prefix=/usr/local/mysql \
--with-charset=ujis \
--with-extra-charsets=all \
--with-mysqld-user=mysql

# make
# make install

完了したら、データベースを初期化。
#./scripts/mysql_install_db --user=mysql

データディレクトリを別途設定する場合は、オプションで --datadir=/var/mysql/data を追加します。


インストールが完了したら、
# chown -R mysql /usr/local/mysql/var
# chgrp -R mysql /usr/local/mysql/var
でディレクトリ以下のユーザーを変更。

で、起動!
/etc/rc.d/init.d/mysql start

okと表示されたらインストール完了。
しかし、時々失敗するので、そのときは一度rebootで再起動してみましょう。
そうするとうまくいったりします^^

さて。PHP5のインストールです。
PHP5はいろんなものが必要なので、本当はあらかじめ準備しておいたほうがいいんでしょうが、
今回はよくわからないので./configureしながら検証

こんな感じでconfigure。
./configure \

    • enable-mbstring
    • with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs
    • with-openssl
    • with-zlib
    • with-zlib-dir=/usr/local/lib
    • with-bz2=/usr/lib
    • enable-calendar
    • with-gd
    • with-jpeg-dir=/usr/local/lib
    • with-png-dir=/usr/local/lib
    • with-xpm-dir=/usr/local/lib
    • enable-gd-jis-conv
    • with-gettext
    • with-imap
    • with-snmp

参考はここで。
http://unix-study.com/unix/sol8/install/webmail/php5-install.txt

で、早速エラー。

cannnot find libz

zlibとかいうのがないらしい。
気合いれて探せよパソコン君・・・

てなわけで、
http://www.zlib.net/
ここからとってきてインストール。
./configure make make install でok。

そしたら次はこれ。

Please reinstall the BZip2 distribution

とりあえずreinstallとか言われてるし、削除。

#yum remove bzip2

削除された後、うまくいくかわからないけどダウンロード
bzip2
http://www.bzip.org/downloads.html

解凍して、
make
make install
でOK。

さて、どうかな〜?!

あ?
今度は

configure: error: libjpeg.(a|so) not found.

こんなこといってきやがった・・・。

で、ぐぐったらこんなの発見。

configureした時に

***************************************

checking whether to enable JIS-mapped Japanese font support in GD... no configure: error: libjpeg.(a|so) not found.

***************************************

が表示する場合は文字通りlibjpeg.soファイルがないからです # find / -name libjpeg.so* /usr/lib/libjpeg.so.62 /usr/lib/libjpeg.so.62.0.0 で探し当てます /usr/lib/libjpeg.so.62は/usr/lib/libjpeg.so.62.0.0にリンクされているので 実際は/usr/lib/libjpeg.so.62.0.0だけです。 libjpeg.so.62.0.0からlibjpeg.soにリンクしようとしたが 今後、何かあったら困るのでコピーする # cp /usr/lib/libjpeg.so.62.0.0 /usr/lib/libjpeg.so
この通りにやってみる。 OKOK。乗り切れた。 そしてまた次同じのがでた。今度はPNG。 同じことをして、さらにまたエラー。
configure: error: png.h not found.
ん?これはなんだ。 調べた結果、なにやらこれは libpng-develパッケージにあると思います。 と書いてあるので、単純に
yum install libpng-devel
わけもわからずyumすると後でつけが回ってきそうだが、今回はこれでいこう。 その部分のエラーはクリアしたが、今度はすごいの出た!
utf8_mime2text() has new signature, but U8T_CANONICAL is missi
ng. This should not happen. Check config.log for additional information.
これはパニックになりそうだ・・・ 調べた結果、どうやらimapっていうところがひっかかってるようなので、今の私には高度すぎるためimapをはずす。 ついでに、snmpもはずす。 最終的に通ったのは、

./configure \

    • enable-mbstring
    • with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs
    • with-openssl
    • with-zlib
    • with-zlib-dir=/usr/local/lib
    • with-bz2=/usr/lib
    • enable-calendar
    • with-gd
    • with-jpeg-dir=/usr/local/lib
    • with-png-dir=/usr/local/lib
    • with-xpm-dir=/usr/local/lib
    • enable-gd-jis-conv
    • with-gettext